一石三鳥を狙って
「人は全く異なる世界を見ている」というのが私の持論ですが、その現実を生かした一石三鳥の事例があったのでご紹介します。
業務の効率性、正確性、代替性を確保するために、業務フローを可視化し、マニュアルを作ることがあります。
今回ある部門でこの作業に着手することになったのですが、責任者が面白い方で、業務フローを自分と部下とでお互いに相談せずにつくってみることにしました。その成果物は案の定、全く異なるものだったのですが「一石三鳥」の効果が
でたそうです。
部下が業務をどのように見ていたのかが認識でき、一部の違いを指摘できたのが一鳥目。部下の方が詳細に表現できていたところがあるのでその部分をマニュアルに取り入れることができたのが二鳥目。そしてなによりも、自分が伝えたことと部下の理解がこれだけ違い、それを前提に管理をしなければならないと認識できたのが大きな三鳥目。
何かをやるときに一石一鳥ではなく、二鳥、三鳥を狙ってやろうとの発想を持って石を投げる癖をつけると仕事へのワクワク感も違ってくるかもしれません。
「面白きことなき世を面白く」まだまだ工夫の余地はいろいろありそうですね。
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