ワンストップの成否を決するもの
1707年にイングランド王国とスコットランド王国の合邦により誕生したグレートブリテンですが今日、分裂の危機が回避されました。
ワンストップを標榜した異業種の士業が合同し、成功しているケースもありますし、うまくいかずに分裂するケースもあります。うまく続いている事務所はお互いのベクトルがあっている場合。あわせ方はろいろあるでしょうが、その一つが共通するクライアントに対して共同してサービス提供をすることで新しい価値を生み出すというベクトルがあっていること。
対照的なのが、それぞれの事務所が自身の仕事を取るためだけに合同するパターン。お客さまにとって新しい価値が生まれないことが多いので、お互いの紹介案件が少ないと実質的に合同する意味がなく長続きしません。
イングランドとスコットランドも合邦するときはきっと何らかの形でベクトルがあっていたのですが、今回の騒ぎはそのベクトルあわせを怠ってきたことが原因かもしれませんね。
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